かいご男子 介護ガール

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介護男子&介護ガールってなに?

音楽から飛び込んだ、福祉の世界 宮本佳典(24)  加賀屋の森 2013年入職 

卒業間際に決めた、人生の選択

高橋 秀彰 写真

私は大学時代、日本文化学科に所属しており、日本文学や歴史を勉強していました。そのため介護に関しては全く接点もなく、将来の仕事としての興味があったわけではありませんでした。

大学卒業直前の2月。私はフリーターになろうと思っていました。昔からプロを目指してバンドを本気でやっていて、ボーカルを担当していたのですが、卒業にあたり、メンバー全員それぞれの道に進むことになり、解散することになりました。

「今まで音楽一本で生きてきたのに、これから何して生きていったらいいんやろう」

そんな中、私が出した答えは、「海外を旅してみたい」というものでした。当時はゴスペルもやっていたので、アメリカの黒人発祥の音楽であるブラックミュージックを学びに、ニューヨークに行きたいと漠然と考えていました。

「そこで人生好きなことをやって、死ねたらいいや」

今から考えると少し浅はかな考えだったなと思っていますが、当時の自分は、就職課の先生に自らの思いを打ちあけました。

「ちょっと人生なめすぎちゃうか」「福祉の仕事とかやりがいあるし、まずは話聞きに行ってみたらどうや」

毎日夜中まで、バンドかバイトに明け暮れた毎日。そんな私に先生は優しく諭してくれました。正直、親の目もありました。こうして、私が今介護士として働いていられるのも、就職課の先生のサポートがあったおかげかもしれません。

利用者の目線に立って、物事を考える

高橋 秀彰 写真

自分が仕事として、介護の道を選択したことは間違っていなかったと思っています。でも正直、悩むこともたくさんあります。介護の仕事は難しく、数字で図られるものではないからです。学生時代であれば、テストで100点さえ取ればいい評価を得ることができました。しかし、介護の仕事は「これがいい、悪い」とかがなく、白黒はっきりしていないのです。入居者さんの中には、声を発する事ができない人もおり、本当に満足してもらえてるのか常に手探り状態の毎日です。

今までで一番悔しいと感じたことは、入居者の方と上手くコミュニケーションが取れない時期があったこと。私はきちんとお世話をしているはずなのに、私がすることに対して、常に「やめてー」と拒否してくる入居者さんがいらっしゃいました。私は、基本ネガティブな性格で、「なんでなんやろう」と少し、ナーバスな気分になったこともありました。しかし、この2年間で、入居者さんの生活背景を踏まえて、何を嫌がっているのか、利用者さん目線でどういうことをしてほしいのかを冷静に分析できるようになり、少しずつ高齢者の方とコミュニケーションできるようになったと感じています。入りたての頃は、認知症の方と話す機会なんてなく、慣れの部分も大きいですが、それぞれ十人十色の入居者さんを相手に、色々経験を積んでいく中で、自分自身大きく成長できのかなと思っています。

入居者さんの生活が、より良いものとなるように

高橋 秀彰 写真

私が働く上で大事にしているモットーです。入居者さんの中には病院から移ってきて入所された方もいらっしゃいます。今まで車いす生活だった人が、私たちが介護することで、手を引きながら歩けるようになったとき、栄養補助食品だけで生活されていた方がお箸をもってご飯を食べられるようになったりしたときには、私も嬉しく、目頭が熱くなります。介護の仕事は、人と人の心を通わせること。それがやりがいなんだと思っています。

夢はギター1本背負って、世界中を旅すること

高橋 秀彰 写真

やはり私は昔から音楽が大好きなので、将来はギター1本で世界中を旅してみたいと思っています(笑)というのは半分冗談で、まずは仕事面で自分ができることをどんどん増やして、自分のユニットの入居者さん、施設の入居者さんに幸せになってほしいなと。日々入居者さんの笑顔を見ることが、私自身の幸せでもあります。今後は高齢化がどんどん進み、福祉はもっともっと重要になります。自分がこのフィールドで少しでも社会に貢献していけるよう、頑張っていきたいと思っています。

笑顔と「叫び声」が広がる加賀屋の森

高橋 秀彰 写真

私が働いている加賀屋の森には様々なスタッフがいます。ユニットメンバーの中には10代から50代の人まで、幅広い年齢層の人が一緒に働いています。他の施設から転職してきたこの道数十年のベテランさんもいれば、はたまた実務未経験の人もいる。みんなに共通して言えることは、みんなポジティブで、「まずは何でもやってみよう」という前向きな気持ちを持っているということ。その分、良くも悪くもお互いの意見がぶつかり合い、スタッフ同士でもめたりすることもあります。でも、そんな想いが強い分、みんな笑顔を大事にし、入居者さんが安心して利用できる、そんな場所を目指しています。

加賀屋の森の自慢できるところは、まだできて2年の新しい施設なので、綺麗なところです。目の前に公園があったり、屋上に出られたり、環境面は申し分ないと思っています。年に何回か行われる施設の行事では、私が組んでいるバンドが演奏させてもらったりしています。ジャンルはヘヴィメタルなので、私の叫び声が施設中に響きわたっています(笑)

高橋 秀彰 写真

MyHoliday

休日は家でテレビを見ながら考え事をしていたら、あっという間に一日が過ぎてしまいますね(笑)ゲームをやることも好きなので、休暇を一週間ぐらい取って、一日中RPGをしたりすることもあります。

※2015年6月2日現在の情報です。

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